衡鵬企業グループは

高温観察装置

SANYOSEIKO

SK-8000


高温観察装置
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製品ビデオ

製品概要

製品の特徴

· 観察可能なサンプルサイズは50×50mmで、大型部品の観察も可能です。

· 最高で800°Cまで加熱可能です。

· 近赤外線ハロゲン発熱素子を採用し、サンプルの上部および側面は放射加熱、サンプルの底面はステージの熱伝導によって加熱し、サンプルを全方位均一に加熱できます。

· 最大昇温速度は250℃/分(約4.2℃/秒)で、温度曲線は1℃、1秒単位で127段階設定可能です。

· 上部観察と側面観察を同時に行えるため、見落としを防止でき、観察精度が非常に高いです。斜面観察角度は水平を基準に0度から15度まで調整可能で、BGAやCSPの溶融・凝固過程の状態を連続観察できます。また、プリント配線板の加熱・冷却時の変形状況も観察可能です。10μmの分解能があるため、はんだペーストの粉末粒子の大きさも観察できます。

· 観察倍率は17インチディスプレイ上で8~260倍に拡大可能で、0603サイズのチップ部品からBGAパッケージまで、最適な倍率でサンプルを観察できます。特別な要望があれば、17インチディスプレイ上で520倍拡大して観察作業ができる製品の特注も可能です。

· ガス流通交換ツールを使用し、加熱状態のチャンバー内のガスを流動させ、試料から発生する煙や気化した有機物を加熱チャンバーから排出します。これにより、煙による画質劣化や気化有機物による画質劣化を防ぎ、安定した高品質な映像を得られます。

· ディスプレイ上の映像およびハードディスクに記録される映像には、①加熱チャンバー内の温度、②加熱開始からの経過時間、③テスト長さの記録または基準目盛、④試料の特徴やサンプル番号などの注釈を簡単に挿入できます。

· これらの情報に基づき、温度変化時に映像上でサンプルのリアルタイム状態を観察できます。

· アニメーション映像データをデジタル変換し、MPEG-2エンコード形式でハードディスクに保存し、画質劣化を防止します。

· アニメーション映像記録用にHD(ハードディスク)を使用し、上部観察映像と斜面観察映像をそれぞれ140GBのハードディスク1台ずつで記録し、合計2台で各約40時間の録画時間を確保しています。

 

· 加熱チャンバー内に窒素ガスを流し、空気を窒素に置換して窒素環境を生成します。流量置換により窒素環境を形成し、濃度計とガス流量置換ツールを併用することで、加熱中でも酸素濃度を希望値内に制御可能です。

· 13Pa(レベル)の真空環境下で加熱可能です。

· 3~4分のはんだリフロー用温度曲線で、5~6サンプル/時間の検査が可能(加熱チャンバーの冷却時間を含む)。

日常メンテナンス:

付属の専用操作レバーを使用し、30秒以内に観察窓の日常メンテナンス作業を完了できます。このメンテナンスの難易度は、サンプルを本体に挿入する程度で、エンジニアの負担を軽減します。また、加熱チャンバー内の清掃は他の操作レバーを使わずに3~5分で完了します。基本的に加熱チャンバーを分解して大規模な修理を行う必要はありません。

装置運用に必要な環境:

本装置の使用には商用電源と冷却水が必要で、電源入力はAC100Vです。

製品仕様

製品の利点

適用分野

ガラスペースト、銀、銅スズペーストの評価と分析に最適です。

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